出た!安倍政権に とどめの文春砲が!
http://bunshun.jp/articles/-/9365
「週刊文春」編集部
2018/10/17
source : 週刊文春 2018年10月25日号
genre : ニュース, 政治
10月に発足した安倍改造内閣で、唯一の女性閣僚となった片山さつき地方創生担当大臣(59)に古巣の財務省に対する口利き疑惑が浮上した。
片山さつき地方創生担当大臣 ©共同通信社
「2015年当時、私の会社に税務調査が入り、青色申告の承認が取り消されそうになっていました。何とかならないかと片山先生に相談したのは紛れもない事実です。そして片山事務所の秘書を通じ、私設秘書だった南村博二という男を紹介されました」
「週刊文春」取材班の再三の取材申し込みに、製造業を営むX氏が初めて
「南村氏に『とにかく青色申告取り消しだけは困るんです』と話すと、
記事によると、2015年に、ある製造業の会社が、
そこで会社経営者は、片山大臣の私設秘書だった南村氏に相談。
そこで片山大臣に直談判したところ、
一方で、経営者に
しかし結局
経営者が振り込んだ100万円について南村氏に尋ねると、
会社経営者はFNNの取材に対して、記事の内容を大筋で認めている。
疑惑を否定「可及的速やかに名誉毀損で訴える」
「不正確な内容が掲載されていることが大変残念に思います」
10月18日に行われた会見で、そう話した片山大臣。
さらに、「私がまるであたかも100万円を要求して、
一方同じく18日夜に、元私設秘書の南村氏も会見し、疑惑を否定。
「青色申告の取り消しなんて受けるはずがない。そこが言いたかったからこの場を設けました」
また、記者が「100万円を受け取ったのは事実か?」と尋ねると、「いただいたことは事実なんですよ」と話した。南村氏は税理士の資格を持っていて、100万円は税理士の仕事で得た報酬という。
主張は食い違い、疑惑は深まるばかりだ。
事実だった場合の罪は?
片山さつき大臣だけでなく、これまでも政治家に浮上した「口利き疑惑」。
罪に問われる可能性について、みずほ中央法律事務所の三平聡史弁護士は「議員が行政に働きかけることは適法だが、見返りに金品を得ると罪に問われる」と解説した。
また、斡旋の内容によって、問われる罪の重さに違いがあるという。
三平弁護士によると、政治家などがお金をもらい、その対価として公務員に何らかの働きかけをした場合は、『あっせん利得処罰法違反』として、懲役3年以下。
一方、同様にお金をもらった政治家などが、公務員に働きかける内容が、本来やってはいけないような不正を要求した場合は『あっせん収賄罪』として懲役5年以下となるという。
真実はどうなのか、今後に注目だ。
(「めざましテレビ」10月19日放送分より)
https://www.fnn.jp/posts/00376950HDK