#心霊スポット #丹波市 #結婚式場廃墟【廃墟巡礼】鐘ヶ坂トンネル・吉祥苑廃墟大空撮!元結婚式場・旅館、団塊の世代とともに死す! 国道176号丹波市廃墟街道
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秋蛇星短編映画製作所 20210316 制作
#心霊スポット#丹波市#結婚式場廃墟
【脚本】
国道176号 平成鐘ヶ坂トンネル
篠山側から丹波側へ抜けたあたりは深い谷で、
春にはサクラの名所にもなる鐘ヶ坂公園がある。
うち、1883年完成の通称「明治トンネル」は
心霊スポットとして名をはせている。
国道176号を丹波市側に北上するとやがて、
一軒の大きな廃墟が見えてくるだろう。
元・結婚式場・旅館
「吉祥苑」
そのさらに先にあった、ディスカウント・ジャパンや
レストランも今やすべて廃墟と化した。
「負の連鎖」とはよく聞くが、
「廃墟の連鎖」というものがあるのだろうか?
吉祥苑
吉祥苑を空から見てみよう。
今や「吉祥苑」の看板の文字も剥落し
屋根にはコケも生え、痛々しい姿をさらしている。
屋上に接近してみる。
曲「100 Degrees Under」 - RAGE
2階窓は多くがガラスが損壊している!
曲「Night Snow」 - Asher Fulero
軒に吊るされた瀟洒なランタンもまだ下がった
ままなのが痛々しさを感じさせる。
中が相当に荒らされていることがわかる。
そもそも、こんな寂しい何もない場所によく
これだけの建物を持つ旅館が建てられたのか?
破壊された窓からは容赦なく風雪が
吹き込み、中も荒れ放題。
1975年以降、1982年までに閉業。
上二階地下二階の大型施設で、
新館と休館から構成される。
閉業時期は不詳ながら、
2004年頃には
廃墟としての言及が見られ、
1990年代後半頃には閉鎖されたらしい。
リニューアル工事の経費がかさんだことが
一因だというが、
それに見合う売上げがなかった
ことが主因だろう。
1階には「KENT」というレストランと「鳳凰」
「孔雀」などの宴会場があり、
二階は写真室、
結婚式場「吉祥殿」のほか、「高砂」「雅」
「元禄」「桃山」「吉野」「飛鳥」「安土」「平安」
などの部屋があった。
屋上にはビヤガーデン、地下には大浴場・小浴
場、ラウンジ「祥」があった。その他にカラオケ&
ゲームコーナーが設置されていた。
おそらくは、団塊の世代の結婚時期と営業時期
が重なることから、そうした需要がこんな田舎で
も、当時は見込めたのだろう。
ビヤガーデンだったという屋上!
今や、団塊の世代の需要は結婚式場から葬儀
屋へ移行したことで、
この先には、葬儀のセレモ
ニーホールが新たに建設された。
今
や
、
夢
の
跡
!
ここで結婚式を挙げた若者たちは、
すでに人生を終え、セレモニーホールへ
と吸い込まれようとしているのだ!
昭和トンネルは、今や
平成トンネルに移された。
吉祥苑は、
鐘ヶ坂峠に今なお
立ち尽くし「諸行無常」を訴え続けるのだ!
なんとちっぽけなことか、人の営みは・・・・
平成トンネル
曲「Two Moons」 - Bobby Richards
螺旋階段の中央には見事な
シャンデリアが下がっている。
敷地内には4体の地蔵が並んでおり、
手入れされている。
脚本・監督
秋蛇星
いつも楽しく拝見してます。この廃墟、2000年に来た時は既に荒れていました。
旧トンネルに行く道によくパトカー隠れてますね。先日、旧トンネルまでは行けましたが、旧々トンネルまではちょっとした山登りになるので諦め、桜咲いたらまた行ってみようかと思います!吉祥苑廃墟史上初空撮!
痛々しさが日増しに募る!
吉祥苑廃墟史上初空撮!屋上はビアガーデンだった!
【おぉたむすねィく探検隊 精神分析研究班】
廃墟とその美、日本人の精神構造を考える会 特別チーム
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