元の名前は「〇〇城」だったのだろう。今風の名に変えてみたが、結局は客は増えず・・・。
改装を機に「ホテルニュー応谷」に変更したと見た。「〇〇城」の方がさらに興趣をそそるのだが・・・。
それにしても「ホテルニューオータニ」をもじって「ホテルニュー〇谷」とはうまいネーミング。そういえば姫路に「ホテルヒルトン」というラブホがあったけど、そちらは本家から訴えられて「ホテルルトン」に名を変えましたそうで。
当探検隊のポリシーとしては、産業遺産的、文化財的意味合いの少ないパチンコ屋やラブホテルなど風俗営業の廃墟には廃墟としての価値は少ないと考えている。
しかし、今や遠くになりかかった昭和の遺産の一つとして、あるいは日本文化の一面を代表するラブホテルは、放置しては語れないのも事実だ。
当物件は、周囲をブドウ園と自衛隊の演習林という本来のどかなロケーションに位置する。近くには青野ヶ原病院がある。
沿革
この病院重症心身障害の専門医療施設だ。病院の近くに小野市立小野特別支援学校が所在する。のどかと言えば聞こえはいいが、こうした「迷惑施設」の代表格が集う、寂しい場所でもある。
よって、ラブホがあっても不自然ではないのだ。
こんな場所でラブホが経営できるのか?
その秘密は、時代にある。ラブホ全盛期が団塊の世代。今のへなちょこな若者とはパワーが違う。加古川や姫路近在の団塊の世代が「憧れのマイカー」で、わざわざ人目に付きにくいこんなロケーションを選んで足を運んだに相違ないのだ。昭和の時代は、特に地方ではラブホに入るのに人目を忍んでわざわざ隣町まで車を飛ばし闇の中をさまよっったのだよ。団塊の世代は。
しかし今やこんな辺鄙な場所にも団地ができ、ラブホは迷惑施設としてその団地のはずれの片隅に細々、すえた昭和の匂いを放ち続けていたのだ。おそらく土地所有者も行方不明になっているのか「立入禁止」の立札すらなく、ごみは捨てられ放題。駐車場は廃棄物処理場化し、およそ美しい廃墟からは程遠い。
入り口付近に産卵するゴミに思わずたじろぐだろう。
内部に入るとすぐに廊下は曲折を繰り返し闇が襲う。
と同時に、どこからともなく不気味な音が。寒風がはがれかけた安っぽい壁紙をざわめかせ、時に開け放たれたドアを開閉させる一段階激しい音も交じる。心拍数が一気に上がる。
あるいは、こういう場所には意外にも先人がいて、住居と化している場合もあり、侵入者に対して攻撃してこないとも限らない。
個室の部屋番号までは見るだけの余裕はないが、入り口に近い部屋から点検していく。
廃墟へ踏み入る時の最初の不安はいかばかりだろう。廃墟に入ったことのあるものだけが知る、あの不安・・・。
しかし、最初の個室の毒々しい紅いベッドを見た途端、激しい写欲をそそられ、恐怖心は好奇心にすり替わってき、だんだんと大胆になってきたのだ。
従業員用部屋(おそらく)で見たのは、粉々に砕け散ったダイヤモンドのように輝く青いガラスの破片と蔦の何という美しいコントラスト!
そして、ついに面白いものを発見してしまったのだ!
総勘定元帳
経理をやった人間にはとてもなじみ深い言葉だ・・・・。
しかも、印字された丁寧な数字は、時を経て平成4年当時の売上までを1円単位まで見事に指し示してくれたのだった!貸方・借方に丁寧に振り分けられた勘定科目の金額が当時の経費をも寸分間違いなく今にお伝えている。おそらく表紙の汚れがあれほどひどくなければ、持ち帰っていただろう!コンピューターか何かで印字された数字には、手書きとはまた違った真柏性と切実感があった。
有限会社やまびこ 総勘定元帳
有限会社やまびこ 総勘定元帳
それにしても「ホテルニューオータニ」をもじって「ホテルニュー応谷」とはうまいネーミング。そういえば姫路に「ホテルヒルトン」というラブホがあったけど、そちらは本家から訴えられて「ホテルルトン」に名を変えましたそうで・・・・・・・。
改装を機に「ホテルニュー応谷」に変更したと見た。「〇〇城」の方がさらに興趣をそそるのだが・・・。
それにしても「ホテルニューオータニ」をもじって「ホテルニュー〇谷」とはうまいネーミング。そういえば姫路に「ホテルヒルトン」というラブホがあったけど、そちらは本家から訴えられて「ホテルルトン」に名を変えましたそうで。
【シリーズ廃墟で聴くマーラー】ホテルニュー応谷で聴く『さすらう若人の歌』F・ディースカウ 2015.4.14
≪廃墟で聴くマーラー≫Mahler to listen in the ruin Nr,9 ブルーノ・ワルター指揮ウィーンフィル ホテルニュー応谷
ホテルニュー応谷で聴くマーラー『さすらう若人の歌』 2015,4,14 ラブホテル廃墟探訪 フィッシャー・ディースカウ
ホテルニュー応谷で聴くマーラー『さすらう若人の歌』 2015,4,14 ラブホテル廃墟探訪 フィッシャー・ディースカウ
廃墟ホテルニュー◎谷で聴く
「マーラーさすらう若人の歌」
2015/4/14
有名ラブホ物件
「マーラーさすらう若人の歌」
2015/4/14
有名ラブホ物件
当探検隊のポリシーとしては、産業遺産的、文化財的意味合いの少ないパチンコ屋やラブホテルなど風俗営業の廃墟には廃墟としての価値は少ないと考えている。
しかし、今や遠くになりかかった昭和の遺産の一つとして、あるいは日本文化の一面を代表するラブホテルは、放置しては語れないのも事実だ。
当物件は、周囲をブドウ園と自衛隊の演習林という本来のどかなロケーションに位置する。近くには青野ヶ原病院がある。
沿革
- 1945年(昭和20年)12月1日 - 元大阪第二陸軍病院が厚生省に移管され、国立兵庫病院として発足。
- 1947年(昭和22年)4月1日 - 国立療養所兵庫病院と改称し、国立療養所(結核療養所)となる。
- 1952年(昭和27年)4月 - 国立青野原療養所と改称。
- 1984年(昭和59年)4月 - 国立療養所青野原病院と改称。
- 2001年(平成13年)1月6日 - 厚生労働省へ移管。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 独立行政法人国立病院機構兵庫青野原病院に移行。
この病院重症心身障害の専門医療施設だ。病院の近くに小野市立小野特別支援学校が所在する。のどかと言えば聞こえはいいが、こうした「迷惑施設」の代表格が集う、寂しい場所でもある。
よって、ラブホがあっても不自然ではないのだ。
こんな場所でラブホが経営できるのか?
その秘密は、時代にある。ラブホ全盛期が団塊の世代。今のへなちょこな若者とはパワーが違う。加古川や姫路近在の団塊の世代が「憧れのマイカー」で、わざわざ人目に付きにくいこんなロケーションを選んで足を運んだに相違ないのだ。昭和の時代は、特に地方ではラブホに入るのに人目を忍んでわざわざ隣町まで車を飛ばし闇の中をさまよっったのだよ。団塊の世代は。
しかし今やこんな辺鄙な場所にも団地ができ、ラブホは迷惑施設としてその団地のはずれの片隅に細々、すえた昭和の匂いを放ち続けていたのだ。おそらく土地所有者も行方不明になっているのか「立入禁止」の立札すらなく、ごみは捨てられ放題。駐車場は廃棄物処理場化し、およそ美しい廃墟からは程遠い。
入り口付近に産卵するゴミに思わずたじろぐだろう。
内部に入るとすぐに廊下は曲折を繰り返し闇が襲う。
と同時に、どこからともなく不気味な音が。寒風がはがれかけた安っぽい壁紙をざわめかせ、時に開け放たれたドアを開閉させる一段階激しい音も交じる。心拍数が一気に上がる。
あるいは、こういう場所には意外にも先人がいて、住居と化している場合もあり、侵入者に対して攻撃してこないとも限らない。
廊下は曲折し意外に中は広い。奥に行くにつれ光量は減衰し、闇が支配する。
個室の部屋番号までは見るだけの余裕はないが、入り口に近い部屋から点検していく。
廃墟へ踏み入る時の最初の不安はいかばかりだろう。廃墟に入ったことのあるものだけが知る、あの不安・・・。
しかし、最初の個室の毒々しい紅いベッドを見た途端、激しい写欲をそそられ、恐怖心は好奇心にすり替わってき、だんだんと大胆になってきたのだ。
感激!これぞ昭和の色だよ。
従業員用部屋(おそらく)で見たのは、粉々に砕け散ったダイヤモンドのように輝く青いガラスの破片と蔦の何という美しいコントラスト!
そして、ついに面白いものを発見してしまったのだ!
総勘定元帳
経理をやった人間にはとてもなじみ深い言葉だ・・・・。
しかも、印字された丁寧な数字は、時を経て平成4年当時の売上までを1円単位まで見事に指し示してくれたのだった!貸方・借方に丁寧に振り分けられた勘定科目の金額が当時の経費をも寸分間違いなく今にお伝えている。おそらく表紙の汚れがあれほどひどくなければ、持ち帰っていただろう!コンピューターか何かで印字された数字には、手書きとはまた違った真柏性と切実感があった。
有限会社やまびこ 総勘定元帳
有限会社やまびこ 総勘定元帳
それにしても「ホテルニューオータニ」をもじって「ホテルニュー応谷」とはうまいネーミング。そういえば姫路に「ホテルヒルトン」というラブホがあったけど、そちらは本家から訴えられて「ホテルルトン」に名を変えましたそうで・・・・・・・。
ハーイ、お二人さん。入り口はこちらですよ。躊躇するふりをするカップル(いやこの場合、アベックが正しい文法だ)に引導を渡す決然たる看板。
一瞬大人のおもちゃを売るボックスかと思ったが冷蔵庫のようだ。自動カウンター付。
廃墟にも花は同様に美しくけなげに咲く。
お風呂はどれも家庭風呂と同じほどの小さなもの。うさぎ小屋に住む日本人はラブホでも解放されない?
これじゃ一人ずつしか入れない。
陰翳の美学。窓は解放され、光は減衰し闇を形作る。ラブホであったころにはあり得なかった光の演出が。。。。
人間の生命の逞しさに代り、今や植物の逞しさが・・・・
反対側で入り口に位置する部屋。内装がないのはなぜ?よく見ると風化してコンクリート打ちっぱなしに見えるのだ。従業員部屋だったのか、待合室、ロビーだったのか今となっては分からない。
外には、光を嫌い窓を隠すようにビニールの横断幕が。そこには駐車場の案内がかかれている。
特別地方消費税というのが泣かせる。
多井畑厄神…結構遠いぜ。オーナーは神戸の人間なのか。
内装がもろ昭和だ。
窓の外には・・・・
何の写真かは確認しづらいが。
こういう作品ができましたとさ~
=^.^=
蔦のからまーるラブホで・・・・♪
外観
平屋はかつてのモーテル全盛期の名残。
今や立派なゴミ捨て場に。道路に面しているが、こんな状態でも放置されたまま。所有地なのでかってに処分できないのだろう。
どなたかの侵入の記録動画
参考サイト
http://haikyo.crap.jp/pk/461.html
http://www.geocities.jp/high_octane_jp/class_a/hotel_n_1.html
http://necoco00.blog.fc2.com/blog-entry-22.html
【おぉたむすねィく探検隊 社会学研究班】廃墟探訪で脳内物質をいっぱい出そう会 特別チーム
【おぉたむすねィく探検隊】日本を記録する特別チーム 撮影部隊
混成特別班
一瞬大人のおもちゃを売るボックスかと思ったが冷蔵庫のようだ。自動カウンター付。
廃墟にも花は同様に美しくけなげに咲く。
お風呂はどれも家庭風呂と同じほどの小さなもの。うさぎ小屋に住む日本人はラブホでも解放されない?
これじゃ一人ずつしか入れない。
陰翳の美学。窓は解放され、光は減衰し闇を形作る。ラブホであったころにはあり得なかった光の演出が。。。。
人間の生命の逞しさに代り、今や植物の逞しさが・・・・
反対側で入り口に位置する部屋。内装がないのはなぜ?よく見ると風化してコンクリート打ちっぱなしに見えるのだ。従業員部屋だったのか、待合室、ロビーだったのか今となっては分からない。
外には、光を嫌い窓を隠すようにビニールの横断幕が。そこには駐車場の案内がかかれている。
特別地方消費税というのが泣かせる。
多井畑厄神…結構遠いぜ。オーナーは神戸の人間なのか。
何の写真かは確認しづらいが。
こういう作品ができましたとさ~
=^.^=
廃墟で聴く中森明菜 - Akina sings Masashi Sada&Kosetsu Minami in the ruin 「精霊流し」「神田川」中森明菜
蔦のからまーるラブホで・・・・♪
外観
平屋はかつてのモーテル全盛期の名残。
今や立派なゴミ捨て場に。道路に面しているが、こんな状態でも放置されたまま。所有地なのでかってに処分できないのだろう。
どなたかの侵入の記録動画
実況肝試し pt10 ~ホテルニュー応谷~
参考サイト
兵庫県 廃ホテル・宿泊保養施設・温泉 廃墟一覧 - 廃墟検索地図
http://haikyo.crap.jp/pk/461.html
ホテル ニュー谷
http://www.geocities.jp/high_octane_jp/class_a/hotel_n_1.html
ホテルニュー応谷 兵庫県小野市昭和町
http://necoco00.blog.fc2.com/blog-entry-22.html
【おぉたむすねィく探検隊 社会学研究班】廃墟探訪で脳内物質をいっぱい出そう会 特別チーム
【おぉたむすねィく探検隊】日本を記録する特別チーム 撮影部隊
混成特別班