【おぉたむすねィく グループ公式ブログ】Autumn Snake

もっと詩的に生きてみたい! だから私は【おぉたむすねィく探検隊】 揺り籠から墓場までご案内いたします。

揺り籠から墓場までご案内いたします。





横尾忠則が見た死の街・西脇の最も怖い道! 街全体が ゴーストタウン! (童子山界隈の闇)
再編集・総集編「山手町・廃神社・西向き地蔵・童子山・横尾忠則 椿坂のY字路」
【裏兵庫探検隊シリーズ!】
#西脇市#限界集落#人口減少 【脚本】 公式サイト:http://autumnsnake.livedoor.blog/ 連絡先:autumnsnakestar@gmail.com 秋 蛇 星 ワ | ル ド 2023年9月 制作 秋蛇星短編映画製作所 街全体がゴーストタウン!西脇の最も怖い道(童子山界隈の闇) 元イシコ電器跡を曲がる 曲:Two Moons - Bobby Richards  本格焼杉板塀のある豪邸 美喜亭はさらに朽ちていた 曲:King of Peace - Twin Musicom 「青い家」も色褪せていた! 取り壊したものの再利用されることのない空き地 機殿神社 不動院 曲:We Bubbles - Freedom Trail Studio まっすぐ行くと観音堂だが 不動院脇に寄り添うさらに侘しい路地を行く。 小さな路地がさらに二股に分かれる妙な場所 そこには小さな祠が祀られていた。 そこからは、見事な満月が眺められた! ほとんどの家は廃屋だ! 極めつけはこの家で、 昭和で時を止めていた。 さらにその奥には拍車をかけて凄い物件が 暗くて見えにくいが、竹やぶ下には 崩壊した家があった。 足元は落ち葉で滑りやすく、下手をすると 廃屋の敷地内に転落しかねない。 さらに錆びたトタンの家が! ようやく下界へ降りられた感覚があり、 新しい家が見えた。 下界に降りた直後の右側には朽ちた石段があった。 荒れていた もはやGoogleマップにすら名前が 表記されておらず、廃神社確定であった。 ツクツクボウシの声が降り注ぐ 廃神社を探索! 神様はどこ?
もはや神は死んでいた!
曲:We Bubbles - Freedom Trail Studio
あいさつ橋
とにかくY字路の多い街だ! とりあえずは大通り沿いに歩き 再び侘しさを堪能できそうな脇道へ! 錆と夕闇の饗宴! ガスボンベが残されたままの蔦屋敷廃屋 そこにぽつりと灯りをともす、小さなお堂が。 探検隊は西向き地蔵をやや戻った、路地に入ってみた。 曲:Alone - Aakash Gandhi 2018年2月  死に絶えた街 町ぐるみでゴーストタウン 横尾忠則が母の背中で感じた「死」の イメージはさらに増幅されていく。 街中の限界集落 僕は最後に横尾が描いたY字路に到達していた!

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脚本・監督  秋蛇星
次巻へ続く 童子山 山麓 前回第1巻では 表通りから 一歩路地に入った 西脇の凄まじい 寂れ具合を味わいながら、 不動院を経て、 もはや名もない廃神社 そして西向き地蔵 まで歩いた。 横尾忠則も歩いたのか? 廃稲荷神社 そこには、 人々から見捨てられた神様が ひっそりと佇んでおり、 深い感慨を受けた。 西向き地蔵には灯がともりやるせないほどの 郷愁を醸し出しているのだった! 街全体がゴーストタウン!西脇の最も怖い道(童子山界隈の闇)第2巻・後編 元文具店の狭い路地を抜けると ゆるく童子山へ向かう坂道になる。 右手は童子山 そこには、昭和初期の面影を残す家々が軒を連ねていた。 少し先には、観光パンフレットにも紹介 されている傾斜地の民家密集地帯がある。 うらぶれ、侘しい気配が底知れず心を揺さぶる。 ECCジュニア童子山教室 西脇市郷土資料館 曲「静かなる夏のパルスⅡ」(ノスタルジアver.) 2019.04 オルゴール/クラリネット/ヴァイオリン/ヴィオラ 小高い丘に向かって伸びる小道 豊川稲荷神社 こちらは廃神社ではない。 兵庫県西脇市西脇にあるパワースポット 愛知県の豊川稲荷が総本社で 蒼白い月と狐 虫の合唱の中を鳥居をくぐる。 フーコーの振り子 誰もいない空間 夕暮れだからじゃない。 闇に咲く百合 童子山公園 山を下り、椿坂へ・・・ Y字路の原点 新作「黒い光 その1」 いつも人はいないのだ! こちらの社殿は大正5年に開創された。 横尾忠則 西脇童子山の闇 写真集 曲「祈り」 3分29秒短調2012.04 少年合唱シンセサイザー 西向き地蔵 蔦の家 元文具店 既に落ちた山の陽が空をほんのり照らす 横尾忠則が描いたY字路 豊川稲荷神社 フーコーの振り子 童子山の月と百合 椿坂 暗く沈鬱な闇が支配を開始 昭和の面影が焼き付いた路地 それから僕は閉店間際の 「餃子の王将」で天津丼定食を食べた。 脚本・監督  秋蛇星









 改めて、『無能の人』のセリフをたどって分かったことだけど、いや、つげさんはやはり天才だ。虚無僧を題材にして、こんな面白い漫画を描くなんて。
 実は、私が子供だった頃に実家が立ち飲み屋をしていて、猥雑な客の酒の匂いとたばこの煙が朦々と籠っていたわな。その客に紛れて、ときおり虚無僧が籠を冠ったまま店に入ってきて、酒を立ち飲みしていくことがあって、子供だった私はその姿が怖くて、虚無僧が入ってくると狭い室内を逃げまどっていたものさ。
 別に尺八を吹いたわけでもないのだが、その音を聞くと消えかかった記憶が蘇る。
つげ義春 『無能の人』第4話「探石行」に登場する「虚無僧」とは? 2,750 回視聴 2017/03/17
兵庫県滝野町光明寺花まつりより
『無能の人』(むのうのひと)は、つげ義春による日本の漫画。『COMICばく』(日本文芸社)の1985年6月号より「石を売る」「無能の人」「鳥師」「探石行」「カメラを売る」「蒸発」と続くシリーズ連作。
読切短編の多いつげ作品としては異例の連続シリーズとして知られるが、この作品を機につげは長い休筆期間に入る。主人公の助川はつげ自身がモデルという指摘もある。1991年、竹中直人監督・主演で映画化された。

つげが石に興味をもち始めたのは『魚石』(1979年10月)を書いたころからで、その後、雑誌で「水石」という世界があることを知って多摩川へ行ってみると、ある人に出会う。「水石」の世界の存在を知った時点で作品の構想が起こった。自分自身が中年にさしかかったため『散歩の日々』では中年を意識して描いたが、『石を売る』では話の発想自体から『散歩の日々』の主人公のようなストイック人物像ではふさわしくないと考え、奇人変人的な一種の「無能の人」として描いた。作品中では強調してはいないものの非常に”自覚的”な人物として想定し、相当なインテリですべてを承知してやっており、とぼけているだけという設定である。そのため、顔も”アホみたいな顔つき”(つげ自身の言葉)ではなく、知的な側面をも持ち合わせてる人物像として決定された[1]。
作品は連作形式をとったが、当初から連作になる予感はあったものの、はっきりとは決めずに描き始めた。描き始める前にはせいぜい2-3作しか書けないと本人は思っていたが、『COMICばく』を毎号描かねばならない状態に追い込まれ、やむを得ずしっかりした構想もないままに描き始められた。後半では宗教や世捨ての問題なども絡みだすが、最初からその思惑があったわけではなく貧乏話中心に構想された。『石を売る』ではリアリティを持たせるために、できるだけ自分の生活範囲内からはみ出さぬよう注意が払われた。しかし、そうしたことでストーリーが作りにくくなった。権藤晋はつげとの対談の中で、多摩川やつげが住む団地を背景としているため描きやすいのではと考えたが、つげはそれ以外の題材が取れず限定され、ネタを広げすぎることでウソっぽくなりやすいため、構想の段階ではかえって描きづらいと話している。このためあえて競輪場や多摩川の渡し船など実在するものをネタに使った[1]。
つげは愛石交換会には一度だけ見に行っているが、それは新宿の花園神社であった。作中ではラストシーンに鐘の音を使うため神社を寺に変えた。

『石を売る』の作中では主人公の妻の顔が描かれなかったが、3話くらいで終わらせるつもりでいたため出すつもりもなく、女の顔を決めるのが億劫なので描かなかっただけで深い意味はない。むしろイメージが湧かず、そのまま描き始めたという。1作目の『石を売る』を描きあげた満足感よりはつげ自身は2作目の『無能の人』の方が完成度が高いと評価している。これは、元来自分自身が好きな世界であり、その2-3年前のノイローゼ時に古物商の免許を取得しており、骨董の世界への傾倒が強い時期だったことが理由である。画像はベタが多く、筆を多用し日本画風となり枯れた感じが増幅されているが、つげ自身は締め切りに追われたため筆で処理してしまい、悪く言えば描き飛ばしたと感じていた。『無能の人』では、古本屋の山井が初めて登場するが、次作でも登場するとはつげ自身構想になかった。ただ、山井のような人物を登場させておけば後々使えるという目論見はあった。作品は誇張的な作風を意図していたため、寝そべってばかりいる古本屋山井のキャラクターなど現実にはあり得ないと感じたが、あえて描いた[1]。

その後、テーマは深まりを見せ「水石」にまつわる理屈も登場し、ストーリー展開も面白くなるが、つげ自身もテーマだけを追っていると面白く読ませることができないので面白くなるよう工夫を凝らした。作中には代々木にある水石趣味の協会(美石狂会)が登場するが、すべてつげの空想であり、実際には行ったことはない。会長の家がある路地裏のあばら家も創作である。後に竹中直人によって映画化される『無能の人』ではこのシーン(軽石が助川を追っかけるシーン)が代々木の裏町で撮影されたが、つげは代々木へは行ったことがなく町自体を知らなかった。つげは愛石交換会には一度だけ見に行っているが、それは新宿の花園神社であった。作中で神社を寺に変えたのは「ゴーン」という最後の鐘の音を描きたかったからである。最後のシーンは涙を誘うつもりで描いたが、事実、内田春菊は感涙にくれながら読んだという[1]。

あらすじ
主人公の助川助三は、かつてはそれなりに名の知れた漫画家であった。だが近年は仕事も減り、たまに執筆の依頼が入っても、自ら「芸術漫画家」を自称しているプライドがあるため、断り続けている貧乏な日々を送っている。妻のモモ子からは漫画を描けと時になじられるが、助川は全く描こうとはしない。そこで助川は漫画以外の新たな道を模索するが……。

石を売る
助川は、中古カメラ業、古物商などの商売がことごとく失敗し、今は多摩川の川原で、拾った石を掘っ立て小屋に並べ、石を売る商売を始めた。美術品として愛好家に取引される石とは全く違う「川原の石」が売れるはずもなく、妻に愛想を尽かされ、罵倒されながらも諦めきれずに、今日も石を並べて思索にふける。助川には夢があった。10年ほど前まで鉄橋の下にあった渡し場を復活させることである。ついでに河原に店を出しジュースや甘酒、さらには好きな石を並べ多角経営しようと夢を語る助川に、妻は川渡し人足の方が似合いじゃないかと罵倒する。ある日、川渡しに使われている貸しボート屋のボートが転覆したのを見て、思い切って川渡し人足を一人100円で始めてみる。日が暮れ、一日の稼ぎを数えていると長男が河原に迎えに来る。長男は河原にそのままになっている石が盗られないか心配する。助川は、妻が「父ちゃんは虫けらだ」と言っていたことを長男から聞かされる。

無能の人
古本業者の山井から、石の愛好家の専門誌を貰った助川は、石のオークションに自分の石を出品しようと主催者の「美石狂会」の石山とその妻のたつ子を訪問する。採石した石を抱え、オークションに参加する。結局石はひとつも売れず、家族で絶望する。

鳥師
詳細は「鳥師 (漫画)」を参照
知人の鳥屋のおやじは、インコなどの人気のある外来種を嫌い、飼育の難しい和鳥のみを扱っている。丹精こめて育てたメジロだが、今は昔と違い誰も見向きもされない。助川と同じく女房にも罵倒されながら、和鳥の愛好家が店に集まってきていた過去の栄光が忘れられない。そのおやじから助川は、昔店に鳥を売りに来ていた「鳥師」の話を聞く。

探石行
古本業者の山井に、思いがけなく助川の原画を欲しいと言う客があり、3万円の臨時収入が入る。助川は採石を兼ねて、家族旅行に出かける。
カメラを売る
かつて、漫画に限界を感じた助川が、偶然立ち寄った骨董屋で見つけた壊れたカメラを修理したところ思わぬ高値で売る事ができた。これに味を占めた助川はたまに来る漫画の依頼もそっちのけで妻の不安をよそに中古カメラの販売を始める。

蒸発
いつも寝てばかりで無気力の古本屋「山井書店」(病をもじったものとの説あり)の山井から、彼の故郷の誇りだと言う井上井月(いのうえせいげつ)と言う隠れた俳人の全集を借りる。読み進んでいるうち、「乞食井月」と言われた俳人の一生と自分や山井の人生を重ねて行く。一般にあまり知られていなかった井月の半生や俳句を、詳しく紹介することになった漫画である。

映画
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プロジェクト 映画
竹中直人の映画初監督作品。上記の原作がモチーフとなっているが、つげの他の作品「退屈な部屋」「日の戯れ」などが、助川夫妻の過去のエピソードとして使用されている。また予告編はおよそ、つげ作品とは思えない、「制作費××円」などのアメリカ大作映画のような大袈裟な演出がなされている。ナレーションは竹中本人によるもので、最後に「僕、無能ー!」と素っ頓狂に叫ぶのも特徴。映画内容は原作を忠実に再現することにこだわり、これにはつげ本人も相当驚いていた。
また、ゴンチチによるテーマ曲(インストゥルメンタル)は、竹中による詞が後付けされ、当時発売されたガイド本『無能の人のススメ』に掲載された。ビデオソフトの特典映像にはこの曲を竹中が歌うバージョンが収められている。



出演
助川助三:竹中直人
妻・モモ子:風吹ジュン
息子・三助:三東康太郎
石山たつ子:山口美也子
石山石雲:マルセ太郎
山川軽石:神戸浩
鳥男:神代辰巳
古本屋・暗原:大杉漣
編集者・佐藤:いとうせいこう
初老の警官:草薙幸二郎
散歩の紳士:須賀不二男
散歩の婦人:久我美子
田舎宿の老婆:野村昭子
暗原の妻:船場牡丹
高層ビルの浮浪者:原田芳雄
サングラスの男:三浦友和
友情出演:青木富夫、荒井晴彦、泉谷しげる、井上陽水、岩松了、上田耕一、上野耕路、蛭子能収、大久保了、小口健二、河合美智子、清水ひとみ、周防正行、菅田俊、鈴木清順、芹明香、武内亨、つげ義春、内藤陳、根本敬、藤井尚之、藤原マキ、布施絵理、松田政男、本木雅弘、山田花子(漫画家)、ワハハ本舗
エキストラ出演:田中要次(照明助手だった田中をカウンターの客の一人として起用している)
スタッフ
監督:竹中直人
脚本:丸内敏治
助監督:松本泰生
撮影:佐々木原保志
編集:奥原好幸
音楽:ゴンチチ
録音:北村峰晴
照明:安河内央之
総合プロデューサー:奥山和由
製作:ケイエスエス、松竹第一興行
配給:松竹富士
受賞
1991年キネマ旬報ベストテン - 第4位
1991年ブルーリボン賞 - 主演男優賞
1991年ヴェネツィア国際映画祭 - 国際批評家連盟賞
第6回高崎映画祭
若手監督グランプリ:竹中直人
エピソード
原作者のつげ義春は、ロケ地の一つである多摩川へロケの終わった翌日に再度訪れるが、石屋のセットや小屋は跡形もなく、寒風に吹かれる河原の枯れた葦を眺めながら、祭りの過ぎ去った後の一人取り残された寂しさを味わったという(『つげ義春ワールド ゲンセンカン主人』(ワイズ出版))。
テレビドラマ
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ドラマ
関連項目
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1998年7月テレビ東京の深夜ドラマ「つげ義春ワールド」において放送された。
出演
三橋貴志
さいとうさくら
水木薫
哀川翔
北見敏之
スタッフ
監督:望月六郎
脚本:高見亮子
撮影:今泉尚亮
音楽:遠藤浩二
美術:部谷京子
プロデューサー:相原英雄、川崎隆
制作:プラネット
製作:丸紅、電通、プラネット



秋蛇星短編映画製作所 20230605 制作 【廃墟巡礼!】町ぐるみで廃墟化した凄まじい漁村!
昭和初期の面影残す凄絶なゴーストタウン!
兵庫県洲本市由良
【脚本】 衝撃映像! 町ぐるみで廃墟化した凄まじい漁村! 洲本市由良 それは、淡路島の南東部のある漁村である! 【廃墟巡礼!】 昭和初期の面影残す 凄まじきゴーストタウン! 兵庫県洲本市由良 Dead Forest 映画 暗い Brian Bolger 由良はかつては、兵庫県津名郡にあった町で、 現在の洲本市由良一丁目-由良四丁目、 由良町内田、由良町由良にあたる。 南の由良の街の入り口は 洲本市立由良中学校 あたりにあるが、 街に入ってすぐに 旅館らしき廃墟に出会う。

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〒656-2541 兵庫県洲本市由良1丁目2-10
由良には成ヶ島(なるがしま)と呼ばれる南北 約2.5kmにわたって砂州が伸びる細長い島があり、 瀬戸内海国立公園の一部となり、淡路橋立とも呼ばれる 風光明媚な場所であり、その昔には、成ヶ島には 国民宿舎もあった。 1980年代までは民宿も立ち並び 盛況を極めたが、その後寂れた。

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潮風が、思いのほか早くに建物を劣化させる。 街のはずれのやや幅の広い道路は、 もはや駐車場代わりだ。 古い建物の合間合間には、建て直された ものもちらほら見えるが、ほとんどは 昭和時代のそれもかなり前期のものが中心だ。 カラスの鳴き声がひときわ高らかに響く街中。 由良中央漁業協同組合の文字 それでも散髪屋のサインポールは 奇跡的に回っていた!
岩屋同様に、縦横に路地が入り組んだ様相。 冒険心をそそる狭い路地だが その突き当りにはさらに凄惨な 光景が展開されていた!
この錆び付いた工場の廃墟に見える 煙突のある建物は実は、現役の銭湯であった。 路地はどれも細く、かなり期待できる! この路地の細さから,ほぼ全域が「再建築不可」 となっているためか、昭和前期の漁村の街並が そっくり残されている。
中には、蔦にすっぽり覆われた家屋も! すでに取り壊され、基礎だけになった跡地もある。 ごろた石を積み上げた土塀 この広大な敷地も廃屋のようだ。 紫陽花の咲く家は人の気配がある。
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70万円2階建て!
売り物件!
建築できるのか? 石塀の向こうは神社のようであった。 ここからは、下り坂になっていた。 味のあるやや曲折を帯びた 細道の向こうに一匹の猫が歩く。 まるで、迷彩色を施された ウクライナの戦車のような家家! それは思いのほかに町の荒廃を 表してはばかることはなかった。 特に印象的なのは、この深い錆色に 染まった工場風の建物だ!

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茶トラ猫が!
濃密な路地を抜けると さらに密度の濃い路地が! この廃屋は70万円でアットホームに 売りに出されていた! ずおおおおー-という響きが!
ここが増田湯という 銭湯のようだった! 中は意外にきれいだ
浴場名 増田湯 地域 東播・淡路 住所 〒656-2541 洲本市由良1-9-12 駐車場 無料3台 入浴料金 大人460円
現役の魚屋だ! 漁村らしいたくましい声が 元酒屋のようだ 曲:Drop - Anno Domini Beats 由良の街の南はずれには、 道沿いに墓地があった。 住民の数の減少と反比例し、 墓標は増えるのか? 墓地のはずれには六地蔵も並んでいた。 彼らは、由良の街の方向を向いていたのだった。 日本では、地蔵菩薩の像を 6体並べて祀った六地蔵像が各地で見られる。 これは、仏教の六道輪廻の思想(全ての生命は6種の 世界に生まれ変わりを繰り返すとする)に基づき、六道 のそれぞれを6種の地蔵が救うとする説から生まれたも のである。 六地蔵の個々の名称については一定していない。地獄 道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人道、天道の順に檀陀 (だんだ)地蔵、宝珠地蔵、宝印地蔵、持地地蔵、除蓋 障(じょがいしょう)地蔵、日光地蔵と称する場合と、それ ぞれを金剛願地蔵、金剛宝地蔵、金剛悲地蔵、金剛幢 地蔵、放光王地蔵、預天賀地蔵と称する場合が多い が、文献によっては以上のいずれとも異なる名称を挙げ ている物もある。 像容は合掌のほか、蓮華、錫杖、香炉、幢、数珠、宝珠な どを持物とするが、持物と呼称は必ずしも統一されていない。 凄まじき荒廃の美 売り物件70万円 それが由良の現状だった! 1980年代の由良と成ケ島 脚本・監督  秋蛇星

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